○日記

男としてのレベル上げの記録です。

7月に見た映画4本

影武者 ★★★★☆

本当は「七人の侍」が観たかったのですが、なかったので、こちらを観ました。武田信玄の影武者の生き様(死に様、と言った方がよかもしれません)と武田家滅亡を描いた映画で、後期黒澤映画の代表作と言われています。

ストーリー的には平板ですが、見せ方が非常に上手だと感じました。静と動の対比、色彩の美しさなど、映像にぐんぐん引き込まれました。静の場面では冒頭のシーン、動の場面では何と言ってもラストの長篠の戦いがよかったと思います。戦闘シーンは、最近の映画やドラマではなかなかみられないスケール感で迫力がありました。役者たちも馬を恰好よく乗りこなし、演技もよかったです。「軍師官兵衛」の戦闘シーンで溜まっていたフラストレーションが、一気に解消されました(大河にこのレベルを要求はできませんが、もっとどうにかならないでしょうか)。

影武者 [DVD]

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紳士は金髪がお好き ★★★☆☆

マリリン・モンローの映画は、実は初めてでした。モンローウォークや、スカートめくれるシーン、あるいは、アンディー・ウォーホールの作品を通じて、ぼんやりとしたモンロー像を持っていたのですが、映画をみて、初めてモンローが「セックスシンボル」たる所以が分かりました。顔が飛びぬけて美しいわけではないですが、声やスタイル、仕草が抜群にセクシーです。ローレライを演じるマリリン・モンローのセクシーさを、何も考えずに楽しめるミュージカルコメディで、古き良き時代のキャバレーの雰囲気を味わえます(行ったことないけど)。

大好きな映画の一つ「ムーランルージュ」のニコール・キッドマンや、「バーレスク」のクリスティーナ・アギレラが歌っていた「Diamonds Are a Girl's Best Friend」の元ネタがこの映画*1だということも初めて知りました。個人的には、その箇所だけでも見る価値があったと思います。

紳士は金髪がお好き [DVD]

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二郎は鮨の夢を見る ★★☆☆☆

言わずと知れた鮨の名店「すきやばし次郎」のドキュメンタリー映画。今年の4月に、安倍首相とオバマが会食したこともあって、最近は一層メディアに沢山露出していましたね。

二郎さんの半生と二人の息子たちの現在が描かれていましたが、正直もっと鮨や調理の話をして欲しかったです。鮨の知識で得られたのは、「トロはどこで食べても大体同じだけど、中トロ、赤身は差がでる」ということぐらいです。あとは、評論家の山本益博が二郎さんのことを持ち上げているだけの映画です。

この映画をみて、この店に行きたいという気持ちには全くなりませんでした。一つは、緊張感のありすぎるお店の雰囲気です。二郎さんも長男さんも愛想がないどころか、ちょっと驕っているようにさえ見受けられました。もう一つは、二郎さんがタバコを吸っていたということ(今は止めているそうです)が、大きな理由です。劇中、山本さんが「二郎さんはストイック」とおしゃってましたが、ちょっとプロ意識に欠けるんじゃないでしょうか。そして、山本益博さんが胡散臭すぎて、言葉が響いてこなかったというのも少しあります。

むしろゲスト出演していた「水谷」さんの方に行ってみたいと思いました。

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THE LAST MESSAGE 海猿 ★★☆☆☆

伊藤英明が海上保安官を演じた作品です。映画としては三作品目。話の構成は、前作とほぼ同じで、事故発生→伊藤英明ピンチ→熱い気持ちで脱出、という流れです。事故のスケールは、格段にアップしているので、映像などにはお金がかかっていると思います。数年前に映画館でみたときはそれなりに感動した記憶があるのですが、二度目の観賞は、ご都合主義が目につきすぎて、感情移入できませんでした。

タイトルからこの映画が最終話だと思っていたのですが(公開当時もそういう触れ込みだったはず)、四作目があることを、さきほど初めて知りました。なんというか…多分観ません。

THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]

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*1:厳密には、映画の原作であるミュージカル